子ども未来通信第36号 アートセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

アートセラピストのアハハコラム

今年の一文字を書いてみよう

新年あけましておめでとうございます。
本年も子ども未来研究所をよろしくお願い致します。

皆さんは新年の目標をたてましたか?目標も大切ですが、今年はこんな事をしてみませんか?

こんな自分だったら嬉しいな。ワクワクするな。」そんな自分の一文字を決める。

これは、去年私と思春期息子(中2)が試した、今年の一文字のアートワークセラピーです。
後々、その一文字がわたしたち親子を助けてくれた。そんな話です。

 

息子と取り組んだ新年アートワークセラピー

「自分が嬉しい、ワクワクする、今年の一文字を描こう」と書道の宿題をやっている息子に声をかけました。もちろん私も書きました。
息子は「歩」と書きました。理由を聞くと「躍」本当はこの字が最初に浮かんだんだけど、なんかしっくりこなかった。歩くと景色が見えるでしょ。今年は景色を見ながら進んでみたい。そんなことを話しました。

私の息子は中2のスポーツ選手で、東京の強化選手にも選んで頂き、頑張る日々でした。
しかし、成長期の身体の変化や怪我に苦しんでいる時期でもあったので、その言葉を聞いて、見守ってあげなくてはいけないなと心に誓っていました。

 

葛藤の日々

春が来て1学期が過ぎた頃。身体の状況は悪化、学校に行けない日もあり、体調を崩し、練習会も行かず、ますます体力も無くなり、パフォーマンスは下がる一方。
体調が良くなってきて、練習すると途端に身体に支障が出て、中途半端に登に行っては身体を痛める、どうやって以前のように戻して良いのかも見当がつかない。
やる気を失い別人のようでした。私も本当に辛くて、けんか、励まし、話し合い、もうあらゆる事を体当たりでして、とにかく大変でした。

今思えば、私は焦っていました。これ以上病気をして欲しくない。子どもが笑って競技していた頃に早く戻って欲しい、強化選手にも選ばれたのに感謝もせずに。
親の願いが子どもへのプレッシャーになっているともわからずにいました。

 

一回目の決断

「一回競技を離れ、休みたい」と言ったのは、2学期が始まった頃でした。「今までも休んでたけどね」と心では思いましたが、「休む」という言葉を口にしたのは初めてだったので、その決断を見守ることにしました。息子は1ヶ月半後の強化選手の練習会にはでると決めていました。
毎日家にいてゲーム、学校、ゲーム、勉強、ゲームという日々でした。時々筋トレをしているようでしたが、見てもわかるくらい筋力はおちて小さな体つきになっていました。

強化選手の練習会が、明日という日のことでした。そこから復帰すると本人は決めていたけれど、こちらから見ても、強化選手に合流できるような身体では到底ないし、いきなりそのような練習に戻っては、危険だと言うことは、目に見えてわかることでした。
ずっと黙っていた夫がさすがに見かねて「今の状態で行ったら本当に危ないので(その競技はクライミングで数メートルの高さまで登るためその強化練習ともあれば本当にそうでした。)ちゃんと考えなさい。」というと、息子はうなだれ、貝のようになりました。

 

2回目の決断

ここまで来たら私も何度も同じ道は通りたくないその一心で。

「どんな自分でいれたら嬉しいか?それなんじゃない?」

私は責めたい気持ちをぐっとこらえていました。本当は、山ほど責めたい気持ちはあったけど、あふれ出そうな気持ちをぐっとこらえていました。
長い長―い沈黙の後「歩きたい」とつぶやいて。「オレ、また焦ってやるところだった。練習に行きたかったし登りたかったけど、みんなに会うと、悔しくて、また焦ってやっちゃう。だからみんなとまた登るために一ヶ月、他のところで登ってパフォーマンスを上げて合流したい」
その言葉を聞いたとき、私は「はっ」としました。走らせようとしていたのは私かも知れない。お正月の書き初めをすっかり忘れていましたが、周りを見て過ごしたいといった言葉を思い出すことが出来ました。「そうだったね。歩くっていっていたもんね。その決断すごく伝わってきたよ。おかあさん頑張ることがいい事だと思っていたかも知れないごめんね。」となんだか涙が出て、そう伝えていました。

そこからの、彼は本当に別人で、家で出来ることをしたり、もちろんゲームもゴロゴロもしていましたが、自分の身体と向き合って、ゆっくりといろいろ確認しながら前に進んでいる様子がうかがえました。
そして一ヶ月後、笑顔で強化練習に合流し仲間から迎え入れられる息子を見せてもらうと言うことに感謝をしている自分が居ました。

 

歩むという文字から見えてきたこと

アートセラピーでする表現は本当に不思議だなと思う体験でした。
占いとは全く違うけれど、未来の自分へのギフトのようだと感じる体験でした。

そこに起こる苦悩や悩みは本当は自分が作り出しているのかも知れ無いなと思いました。

息子の側から見れば、一回目の決断は「歩」ではなく「止まる」か「走る」だったのかも知れません。

新年の自分は、本当の自分の願いを知っていました。「歩きたかった」自分です。
そして、それに気がつかないと、あらゆる事で気がついて!気がついて!と出来事が起こっていたのかもしれません。これはセラピスト目線の分析なので、本当かは知りませんが。

ちなみに私が描いた文字は「輝」でした。息子を輝かせるのではなく自分が輝きたかった。本当は自分が頑張りたい私がいた。そんな風に理解しています。

今年の一文字。是非描いてみてはいかがでしょうか?
自分がわくわくして、こんな自分でいられたら心が喜ぶ」一文字です。

朝日新聞に掲載していただきました

世田谷殺人事件、同級生も心に傷 絵画教室で描いた「沈んでいく絵」

2022年12月27日朝日新聞の朝刊のウェブ記事です。

記事はこちらから

未だ未解決の世田谷事件は皆さんの記憶にも残っているのではないでしょうか?
当時、ご縁をいただき、亡くなったにいなさんのクラスメイトのセラピーを担当させていただきました。
その時担当させて頂いた、当法人の理事でもある柴崎千桂子が朝日新聞から取材を受けました。

もう20年以上前の事になりますが、子どもは、怯えたり、寝付きがわるくなったり、心的な不安をかかえていたそうです。
地域に報道陣があふれ、日常は保たれませんでした。
子どもたちは特にそうですが、このような際に面談や聴き取りをしても、言葉でうまく不安を話すのは難しいです。
言葉にならない想いや、言葉にできない複雑な気持ちを、ゆっくり優しくアートセラピーが助けてくれます。

その時をこの記事は丁寧に扱ってくださいました。
心から感謝しています。

当法人は、犯人が捕まり解決する事を心から願っています。

記事はこちらから

【教室の活動】ふぁんたじあーと(東京都・世田谷区)

こんにちは。都内でも緑の豊かな、世田谷区の二子玉川周辺にて活動中!親子のアートセラピー教室【ふぁんたじあーと】より、アートワークセラピストのぴよこ こと、松岡です。
今年も残すところ、あと1週間ほどとなりましたね。皆さんにとってどのような1年でしたか。

 

いろいろ クリスマスツリー!!

今回は、12月に開催した『いろいろ クリスマスツリー!!』のアートワークをご紹介します。
場所をとらない壁掛けの平面ツリーを作っていきますよ。

まずはウォーミングアップにクレヨンでぐるぐる描き!手が動くまま、クレヨンが自由に飛んだり跳ねたりお散歩したり…。大人の人や小学生は、利き手と逆の手でやってみます。

次はえのぐで思うがままに色づけ。ここで描いた〝いろ紙〟は、後ほど活用しますよ。

アタマと心がほぐれたところで…、いよいよイメージを膨らませて
自分の好きなものだらけのツリーや、おもしろいと思うツリーなどを、思うがままに作っていきます。

真っ黒な世界には、ツリーのガイドラインになる麻ひもを貼っておきました。
この麻ひものラインの中を、たくさんの好きなものでいっぱいにしていきます。
ガイドラインは、はみ出しても飛び越えてもかまいません。
最後には、この麻ひもは外してしまうということも、子どもたちには伝えました。

先ほどのウォーミングアップで描いた〝いろ紙〟を、ビリビリ破いたりして貼っていきます。
あいているところには、どんどん好きなものも貼っていきます。
どんなカタチのツリーになるかな?

小物づくりに夢中になってもOK!
やりたいことが見つかったら、どんどんチャレンジ!!
今、やりたいことをやってみよう。

最後にガイドラインを外すときは、ちょっとドキドキです…!
ちゃんとツリーのカタチになってる〜!!」の声も。

眺めていると、ワクワクと心踊る素敵なツリーができました!
このツリーの中に、ひとりひとりの豊かでたのしい世界が広がっている。。そう思うとなおさら愛おしいツリーたちです。
お手軽に、カードサイズで作っても楽しいですよ♪

年末の忙しい時期だからこそ、しばしこの1年を振り返りながらツリーづくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

子ども未来通信第35号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
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お正月飾りもアートセラピー

12月も半ばとなり、クリスマスにお正月と子ども達にとって楽しみな行事が目白押しな季節がやってきました。

新しい年の歳神様をお迎えする「しめ縄」

しめ縄は、飾ることで生きる力や幸せを授けてくれると昔から言い伝えのある飾りです。
これが張ってあるところには、不浄のものや悪霊は入れないとされていて、一種の防御壁・魔除けの役割も果たすと言われています。
しめ縄飾りを玄関に飾るのは、ここが歳神様を迎える家だということを表すためだそうです。
現在では、この時期になると販売されているので作るより購入が一般的かと思います。

うちでは、約1年を通して稲作に携わらせてもらっているのですが、藁をみて 触れていると しめ縄を作りたい! という気持ちが沸いてきてついつい何個も作ってしまう!ということが起きました。
年末のとっても忙しい時に藁を目にして思い浮かぶものをつくるということは実はとても大切な事ではないか?とその時感じたのです。
じっくりと取り組むというプロセスの中にいろいろな気持ちや思い、感謝の気持ち、来年はこうしたいなぁ など、、、、つい忙しくて忘れてしまいそうな、様々な事柄が思い浮かんできます。
忙しくて、おろそかにしそうになる子どもとの時間もそれによって作ることが出来ました。

そして思うのです。忙しいときほど、アートはやるといい!(モーリー名言です(笑))

藁に触れていると、5感をフルに使います。藁のいい香りがして、心が和みます。
手に感じる藁のなんともいえないぬくもりが指に伝わります。
耳に藁のカサカサとした音がなんとも心地よいです。
娘は、漫画の藁に寝っ転がるハイジを知りませんが 藁に寝っ転がります。(気持ちいいのでしょうね)
さらに形をイメージして、それが形になっていくことをみんなで喜び合う。
これは、画材が藁のアートセラピーです。ほんのひとときの癒しの時間になります。

↑稲刈り後、お米を干します

稲藁を感謝の気持ちで干し、無駄にせず、丁寧に綺麗にしてから、縄ないをしながら思うことは、古代から大切に守られ伝えられるしめ縄飾りの真髄にあるのは、1年の時への感謝の気持ちの表れ
表現だったのかもしれない、ということです。

忙しい中でも、感謝の気持ちを忘れずいられるのは、こうした、一つ一つの行為からなのかも知れません。

 

伝統にある表現を楽しむ

そもそも歳神様は神社にいる神様とは違い、山から来ると考えられており、歳神様のお迎えには木々の葉が多用されていて、神社のしめ縄には飾らないゆずり葉や松葉が飾られるそうです。

飾り物のひとつひとつに意味がある
そこには、生命への感謝、幸せ、平和を祈る 人の気持ちが込められているのですね。

ことしを締めくくり、来年に向けてのパワーを呼び込むしめ縄飾り
みなさんも今年 しめ縄を飾って表現してみませんか。

3年ぶりのちゃいあーとキャンプ!!開催します!

今回のアートな学び舎ちゃいあーとキャンプでは、今までの枠では出来なかった素材や時の流れを楽しんでいただける時間をご提供します。
アートワークセラピーのクラスでは、2時間もしくは3時間の枠組みでアートワークが行われます。
そこではなかなかやれなかった体験をセラピスト自身もクククとほくそ笑みながら、ワークを練っています。

雪が降る地域だからこその遊び、都会じゃ出来ない体験

今日の図工の時間は、雪にお絵かきをします。そんな提案をしている自分を想像すると今からワクワクしている主宰者です。

校庭には、毎年その時期には雪が積もっています。食紅で校庭にお絵かきしたり。とにかく冷たくてひんやりした空気やにおいは実際に現地に行かないと体験できないすがすがしさです。

詳細はこちらから

 

時間があるからこそのアートワーク

氷の実験 夜の内に自分がおいてみたい場所に入れてみたい器を作ってお水をいれてセットします。凍るかも知れないし凍らないかも知れない。

次の日の夜、また同じ事を提案します。子ども達はどんな工夫をするでしょう。
瞬間瞬間で成長を感じる事が出来るかも知れません。時間がいつもより長いからこその体験です。

アートした雪が朝になったらどうなっているかしら? 時の流れと自然の環境がコラボした作品がみれるかもしれません。

詳細はこちらから

 

学校という場所

大人達は学校という場所に身を置くとノスタルジックな気持ちになったり、子どもの頃を思い出しやすくなったりします。
そんな環境で、2泊3日は、子どもに返って思い切り楽しむ時間を過ごして見てほしいです。

子どもは親が共に遊んでる姿をみるとみるみると表情が変わり、自分らしい表現をするようになります。

子どもと遊ぶ時間がなかなかとれない方、是非この機会を利用していただいて思い切り遊びに来てください。

詳細はこちらから

 

子ども未来通信第34号 アートワークセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

こんにちはアハハコラム担当のちゃいです。

先日、教育委員会の発信で、子ども達の登下校時、体育などの外での活動は、会話時を除いてマスクを外すことも視野に入れましょう。という発信がされました。
このマスクを外すタイミングについては、立場や状況によってそれぞれの考えがあると感じています。
ただ、私が現場にたって感じているマスクの弊害について、ここに書いておこうと思います。
※マスクを外すことを推奨も、否定もしていません。

笑顔をみせること

私は1歳半からの未就園児のクラスを開催しています。(※おたもあ商店

先日初めて参加したお子さんがいました。最初は笑わず、こちらに顔を向けることが少ないという状況でした。1歳半ですので発達的にもそれは、あることだと思います。
しかし、3回目の日の外での活動でした、サポーターがマスクを外してにっこり笑う表情をみせると、その表情をしばらくじーっと見つめたそうです。そして、そこからコミュニケーションが一気に活発になったというのです。

私は、京都大学霊長類研究所が書いた文章を思い出しました。
社会的微笑とそこでは書かれていましたが、人が、失敗したときや楽しいとき、さまざまな感情と結びついて笑い合うのは人だからだそうです。チンパンジーは、それをしない。あそびを通して、互いに笑い合ったりしないそうです。そして人は助け合ったりつながりあったりする為にコミュニケーションの手段として笑顔を見せ合っているのではないか?とその研究所では述べていらっしゃいました。

1歳半の子どもにとって、家以外の人の口元を見ることははじめてだっただろうし、感情がダイレクトに伝わったのではないかと想像しています。
実際に笑顔は人を繋げますし、口元で伝える感情表現はさまざまで手たくさんあると思います。口をとがらせて怒ったり、への地口で不平を言ったり、口をすぼませてみたり。さまざまです。

 

口元をみないということ

忘れてはならないことは、子どもはまねをすることで、いろいろを覚えていくということです。
特に2歳までのころは言葉を復唱して覚えたり、まねをする行動が多く見られます。

その時に家以外の大人が表情を見せないと言うことがおこっているとするならば、口元の表現で家族以外の人と得られていたものが得られなくなっていくという影響はあるのかもしれません。

人は環境に応じて進化も退化もしていきます。将来、他人には口を隠す習慣が出来上がり、笑顔を見せなくなったらどうなるのでしょう。コロナを境に新人類の誕生なんて言うことがあるのではないかと妄想してしまいます。例えば、目だけ見て感情を読み取る能力が非常にたけている子ども達が増える。とか、他人には口の表現をしないで感情を表現するとか。

大人との感情表現が違うためにジェネレーションギャップが加速なんていう記事が取り上げられたりして。更に、他人に口があると言うことを認識できていなかった子どもが誕生してしまうとか。目は嘘をつかないという表現が通用しなくなり目の表現でも嘘をつける新人類の誕生とか。それが弊害になるのかいい事に繋がるかはわかりませんが、想定していないことが次々とおこるかもしれません。

 

あなたならどうしたいですか?

そんな冗談みたいな、変な妄想事をつらつらと考えていると、そこで考えられるリスク含めて、私はさらに考え事をします。私に出来ることがあるとするならば、、、。子ども達にどんな場を提供してあげられるだろうか。

公園で遊んでいる子や町中でいる子ども達に、ちょっとマスクを外して、笑顔をみせてみようか。。。。いや、変な人がいたと警察に通報されるかも知れないから、やめておこう。
アートワークセラピーの場で笑う代わりに、気持ちをダンスで表現する姿をみせようか。拍手するとか。ジャンプしたら、、。ジャンプはずっとするのはきついだろうな。など。

どういう場を提供していきたいか。そんなことを真剣に考えては自分につっこみを入れています。

あなたなら、どんな方法で他人の口元を余り見たことのない子ども達と繋がる表現をしますか?

こどもたちに、どんな環境を与えたいとおもいますか?

以前のようにマスクが外れる日がいつになるのかは、社会の流れは私にもわかりません。そして、いろいろな状況に置かれている方々もいることは確かです。わたしたちが今、子ども達にどんな場を提供したいか。改めて考えて行きたいものです。

【活動報告】世田谷区立上北沢小学校様のPTA活動のイベントのお手伝い

PTA活動のイベントのお手伝いをしてきました

2022年11月5日(土)に世田谷区立上北沢小学校のPTA活動「手作り広場」のお手伝いをしてきました。
おたもあ商店の竹柴ことちゃいです。

手作り広場とは

この手作り広場は、約30年前のPTAやおやじの会の方達の発案で始まった伝統ある会だそうで、当時のこぎりやトンカチを使えない子どもが増えている事を危惧した大人達が子ども達に手作りの喜びを教える事は出来ないか?という想いから始まった地域の方々に支えられて続いてきた活動だそうです。

今回のイベントはコロナで活動を一旦停止していた中での、復活の会でした。

当日の会場にはフラワーアレンジメント、シュロの草でつくるバッタ、缶バッチ作りは毎年の定番で、今回はペットボトルでつくるロケットや、牛乳パックの船、段ボールの輪ゴム銃、的当てゲーム、時代ですねマスクチャームは大人気でした。さまざまなブースが地域の団体で校庭を埋めていました。

写真は子ども達がどれが楽しかったか投票した様子です。



 

おたもあも喜んでお手伝い

子ども未来のアートワークセラピークラスおたもあ商店もブースを担当させて頂きました。
おたもあに参加していた子ども達も通っている小学校とあれば、もちろん二つ返事で喜んでお手伝いさせて頂きました。

PTAの担当の方と夏から実験したり、画材について検討したり校長先生に相談したりいろいろと思案しました。

そして、なんとコリドーのずらっと並んだガラス窓にアートをして良いという、なんとも楽しすぎるブースが出来上がりました!

 

当日の様子

当日は、「色のない世界に色を使ってあなたの好きな世界をつくろう」と言うアプローチで、設置したフラフープをくぐると、別の世界に行けるという設定でアートワークセラピーの活動をしました。子ども達は次々に楽しそうにアート表現をしていきました。

世界に音楽が必要。と言葉でドレミを表現する子。 友情を表現する子。 それは豊かな世界が広がっていきました。

途中校長先生もやって「いかにも、子どもらしくて素晴らしい。」といって目を細めてその活動を見てくださいました。

コロナ禍で子ども達の活動はいろいろと規制があり、子ども達の成長についてはいろいろな弊害があるのではないかと言われています。そのような中でこのイベントに参加できて子ども達の表現に出会えたことが、誇りでもあります。

そして、おたもあキッズやおたもあママたちが「ちゃい!」と声をかけてくれて嬉しい限りでした。

 

子ども未来研究所では、講師・セラピストの派遣を行っています

教育機関、行政、企業、子育て支援グループからの依頼を受けて、講師及びアートワークセラピストの派遣を行っています。子どもたちを対象にしたアートワークのほか、保護者や教職員の方を対象にしたアートワーク、研修、講演も提供します。

また、大学等の研究プロジェクトの協力も行っています。

子ども対象のワークショップは学校、学童、児童館などの公共の施設からのご依頼もお受けしています。

中でも子どもに関わる大人向けのワークショップはご好評いただいております。
子どもへの関わり方やノウハウと共に、これからどういう教育者になりたいのか、教育者自身が自分で考え導き出す場を提供させていただきます。

詳細はこちらから

 

子ども未来通信第33号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。



 

子どもが創り出す可能性

「今年はハロウィンしないの?」10月に入って小学1年の娘、まるちゃんがたずねてきました。
そう、昨年も保育園のお友達と集まりたいということで公園に仮装して一緒に遊ぼうという会を親の承諾を得る前に実行したまるちゃん。
「まるちゃんの公園でハロウィン」エピソードはこちら

今年は小学校のお友達とやりたいとのこと。

昨年実施したことから1年経過して今度は違うスタイルで開催したいという気持ちに変化している。
子どもの成長に私は興味深々。

私:「で、どんなことをやりたいのかな?」
クラスの子に招待状を書いて仮装して、うちのお店に来てもらい、お店屋さんごっこをしたいとのこと。
売り物は自分でつくった折り紙やスライムなど。
お金の変わりとなるクーポンも友達と作るというなかなかの準備ぶり。

クラスのメンバーは、約20名。全員に招待状を手書きで書き、そしてお隣のクラスの仲の良いお友達にも招待状を書くとのこと。

 

私によぎる不安の数々

親御さんがこの招待状を見たらどう思うか
学校の先生にこのことを伝えておいた方がよいか
もしお子さんが沢山来られたら 私は何をしたらよいか

そんな心配をよそに、まるちゃんは、近所の同じクラスの女の子に既に伝え、ふたりで招待状を手書きで沢山書いて準備。
せめて、時間は何時からということ、場所の地図が入ったものを入れておいてという私のアドバイスだけは聞き入れてもらいました。

まるちゃん、保育園からのお友達は1人だけ。 しかも男の子。
あとは、私、親御さんの面識全くなく。。。。
私がいない間に店にご丁寧に下見にいらした親御さんもおられたそうで。。。

そして、まるちゃんが企画した10/30 日曜日 14時「ハロウィンパーティーの日」
親御さんとお子さんがひとり、ふたりと続々と来てくださり。
うんうん 一人か二人だよね。これくらいがちょうどよいちょうどよい

という私の予測をはるかに超え、母(わたし)焦る 焦る。。。。
合計、20名ほどのお子さんとその親御さん (計40人くらいでしょうか)
うちのお店を訪ねてきてくださいました。

もう、これは 子どもが企画したこととはいえ、大人数が集まるイベントです。

来てくれたお子さんたちが退屈しないようアートセラピストとして環境を!!!ということで、事前に
風船に絵を描けるように   とか
落花生の色塗り(まるちゃんが前回はまってたやつです)  とか
アートが体験できるブースを設けました。私。。。

でも、まるちゃんとお友達が企画した お店屋さんごっこが大繁盛で(;^_^)

私の配慮という名のお節介をよそに、子ども達はとても楽しそうにお店屋さんごっこを楽しみ、表の公園で遊びまわり

約2時間で

私がしていたことは とにかく親御さんに挨拶し、遊んでるときに危険ではないか見守ることくらいで
ひとりではできないので お子さんの親御さんにも見守ってもらい。

気付いたらみんなで場を創っていました

アートセラピーの場もそう。自分が源となってひとりひとりが創り出す。

 

みんなで創り出す

ある小学1年生の こんなことみんなとしたい!!の一声と行動力で実現した ハロウィンパーティ

今考えると
子ども達が受け取った少しの情報だけの招待状に寄り添い付き添った保護者の皆様とても素敵です。
私ならほんとにするのかよ~と疑い、下見にも行かないし 付いていかないかも。
小学1年生の子が描いた夢に子どもと一緒に行ってみようと寄り添ってくださったのです。

 

この一件がなければ、親御さんとの接点も全くなかったわけで。

おかげさまで後の参加日には、保護者の方々や先生が「先日はどうも」と声をかけてくださり、子どもたちが「まるちゃんママ~」と声をかけてくれて顔見知りとなり、先生にも報告もしてないのに子ども達が話したのですね。

ほっこり温かい気持ちになった1日でした。

子ども達のやりたい気持ち、好奇心に寄り添ってみる、見守ってみる
私の心の中にある小さな子ども(インナーチャイルド)が癒された出来事でした。

【教室の活動】ぐるぐる!キングダム(横浜市・青葉区)

こんにちは。横浜市にある親子のアートワークセラピー教室【ぐるぐる!キングダム】です。
ぐるぐるでは、「思いきり遊ぶこと!」「自分の世界をとことん表現すること!」を大切にしています。

 

おはなしづくり

9月のクラスでは、ぐるぐるとしては初めての「おはなしづくり」のアートワークをしました。

まずは、色画用紙や包装紙といった、様々な紙をびりびり小さく破くことからスタート。

そして気に入った切れ端に、めだまシールを貼ってみると・・・新しいキャラクターが生まれました。
誰も見たことのない、世界中のどこにもいなかったキャラクターたち。

「これはタコ!」
「トビウオ!」
「おばけ!」
「なんだかよくわからない!」

子どもたちは、次々とひらめいたアイディアを教えてくれました。

そこへ、真っ白な画用紙=「えほんのこども」が登場します。

みんなが生み出したキャラクターが「えほんのこども」に飛び込むと…「おはなし」の始まりです。

いつも元気いっぱい! しゃべることも運動することも大好きなAくんは、最初に小さな黒いお魚を作りました。そうしたら、大きなクジラも作りたくなり、おはなしの舞台は海になりました。
「広い広い海にしたい!」
と言って青い素材をたくさん集めてきてつなぎ合わせ、長~い仕掛け絵本のような大きな絵本ができました。

小さなお魚や大きなクジラに仲間を増やしてあげたり、クジラと魚の追いかけっこが始まったり、海の中には魚が隠れる場所があったり。Aくんのイメージが絵本という形になり、作った絵本を見ることでまたAくんのイメージが広がっていきました。

絵本の中のような大きくて楽しい世界が、Aくんの心の中にもきっと広がっているんだと思います。
Aくんは「帰ったらおばあちゃんにもこの絵本を見せてあげる」と言って、とても大切そうに作品を持ちかえりました。

Nくんは、最初に大きなトビウオを作ったのですが、そのトビウオはとても大きかったので、教室で用意した「えほんのこども」には収まらず、飛び出す絵本のようになりました。
そしてそのトビウオが登場する「ラスターのぼうけん」という、ワクワクの冒険物語を作りました。

MNくんは、絵本自体にタイヤをつけて、「かいじゅうが乗っている、走れる絵本」を作りました。

HちゃんとAちゃんは、好きなものをめいっぱいつめこんだ、花束のような、宝箱のような絵本をそれぞれ作りました。

小学生のKちゃんは、短い間に短編小説のような作品を書き上げてしまいました。主人公の女の子が、目標のためにチャレンジをする、とても力強い作品でした。

MSくんは、大好きな「はたらくのりものずかん」を作り、Sくんは妖怪や動物や乗り物など自分の好きなものをギュギュっと集めたユニークなアートを作っていました。

絵本を見せてくれる時の、子どもたちの誇らしげな表情がとても印象的でした。

ぐるぐるが、こどもたちにとって、自分の大切な作品を安心してシェアできる場になれていることが、嬉しいなぁと改めて感じました。

みんな、どうもありがとう!!

【活動報告】つくろう!わたしたちのアハハ村!

11/3(木)に埼玉県朝霞の森で子ども未来のアートワークセラピーのイベントを行いました!

会を主催した心のアトリエセラピストの内田夢人です!
この日は毎年各教室のセラピストやサポーターが集まって自身の活動に活かすためのブラッシュアップセミナーを行っているのですが、今回は各教室の子どもたちや一般参加の方も広く募集して60名ほどが集まる大きなイベントになりました。

自然豊かな朝霞の森で久しぶりに対面でのブラッシュアップセミナーが出来るので、私は子ども未来研究所としての「繋がり」を感じられたらという思いがありました。

そこで子ども未来が大切にしている「自分を認めて、お互いを認め合う」「大人も子どもも皆アハハと笑顔溢れる」そんな体験が出来たらと思い、子どもの未来の村「アハハ村」を作るワークを企画しました。

イベントの内容

初めは朝霞の森で村を作るのに自分が作りたい場所を想像して、そこに1番ぴったりだと思う素材を集めます。
丸太や大きな木の枝、どんぐりやすすきなど自然の素材が沢山ある中で、大人も子どもも夢中になって自分の好きなものを集めていました。

元々朝霞の森には米軍の基地があったそうですが、基地がなくなった後に近隣住民たちの「皆が楽しく過ごせる場所を作りたい」という希望から今の朝霞の森が出来たそうです。私はその事を子ども達に伝えてみることにしました。

すると子ども達が一斉に静まってその事をじっと聞き入っていました。
そんな素敵な想いのある場所に村をつくっていくことにしました。

「アハハ村」作りは、まず自分が作りたいもの、楽しく過ごせる場所を作っていきます。

自分の家や寝る場所、皆を招いて遊ぶ場所やブランコもあったりして、皆自分が心地良いと思う場所を作っていました。作っている時の夢中な表情、作ったものを話している時のキラキラした表情がとても印象的でした。気がつくとあちこちから笑顔が溢れているのを見てとても温かい気持ちになりました。



そして最後に「アハハ村」の旗を作りました。

旗には「アハハ村」を象徴する言葉を書きたかったのですが、3グループに分かれて自分たちが作った場所のイメージを言葉にして、その言葉を合わせて旗に書きました。旗には、

アハハ村


ワクワクたのしい新しい発見
ドキドキ
たのしい思い出がいっぱい

と書かれていました。そして言葉の周りには皆が描いたアートが彩られています。その旗を見た瞬間に私は心がほっと温かくなり、笑顔が皆に広がっていくイメージが浮かびとても嬉しかったです。

その後皆で集合写真を撮ってイベントは終わりました。
今回のブラッシュアップでは教室のセラピスト自身も、楽しんで学び、子ども未来としての繋がりも感じられてとても濃いブラッシュアップセミナーになったと思っています。これからの子ども未来として皆で手を取り踏み出す一歩。そんな1日になったのではないかと思いました。

私もとても嬉しく充実感を味わいました。

皆さんの感想

  • 「とても楽しかった!」
  • 「外でこんなこと中々出来ないから嬉しかった!」
  • 「また来たいです!」
  • 「自分を尊重するという感覚がダイレクトに味わえて楽しかった」
  • 「思うようなものがつくれないと悔しがる息子を見て、他者を意識したり自分の気持ちを言えるようになったなと成長を感じた。自由な場だからこそ本人の素直な気持ちがあらわれていた」

【活動報告】日本ヒューレット・パッカード合同会社様のファミリーイベント

ファミリーイベントにお呼ばれしました!

2022年10月10日(月)に日本ヒューレット・パッカード合同会社様のファミリーイベントに呼んで頂きアートワークセラピーをご提供させて頂きました!

毎年恒例のファミリーイベントは、COVID-19の影響でオンライン開催が続いていましたが、今回3年ぶりに対面での開催が叶ったそうです。
当日は、ハロウィンをテーマにオフィス内で色々な催しがされており、子どもたちが楽しめる企画もたくさんありました!

子ども未来の担当エリアでは「アートで自分のなりたいものに変身する!」というテーマで1時間30分のワークショップを行いました。

参加者様は12組45名の親子の参加でした。

久しぶりのファミリーイベントを開催されるとのことでしたが、予想を遙かに超えた、たくさんのご応募があったようで、社員皆様の温かい想いも感じつつ、アートワークという分野も、もしかしたら受け入れて頂けたのではないかと嬉しい気持ちで携わらせて頂きました。
内容としては『はらぺこあおむし』の絵本の世界から、自分がなりたいものをイメージして、それを形にしていくものでした。子どもたちに「なりたいものは?」と聞くとすぐに答えが返ってきてこちらもワクワクしました。

ワーク中は、子どもたちは集中して創作し、大人は子どものなりたいものを作るのをサポートしたり、自分にもアートをしたり、中には家族のアイデアを集結させて一つの作品に仕上げるチームプレーが素敵なご家族もいたり。

どんどん主体的に自分の世界観を表現する自由な子どもたち、それを自然に見守りサポートする家族の姿、そんな空気に触発されて思わず、変身に力が入るスタッフもいました。

最後に作品の鑑賞会を4組ずつのグループで行いました。子どもたちが自分のアートについて楽しそうに話し、それを温かい目で見守る親御様の姿が印象的でした。

1時間半の短い時間でしたが、みなさんが楽しそうにアートを楽しまれている様子がみれて嬉しかったです。
そして最後にロビーの飾られたバルンあまりにも素敵で子ども未来スタッフで写真を撮らせていただきました!

子ども未来通信第32号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。



 

秋の実りでアートセラピー

秋の実りの時期ですね。
どんぐり、栗、梨に柿、銀杏 etc

秋の実り「落花生」を見て殻に色をぬってみたいとひらめいた娘、まるちゃんマニキュアをぬったらどうなるか試してみたいとのこと。
何か素敵になる作品づくりというよりは塗ってみたらどんな風になるか試してみたいという好奇心がある様子。

いろんな色を二度塗り、三度塗りしひたすら集中するまるちゃん
枠のある塗り絵や画用紙にぬる感覚とは違って、殻には凹凸があって、ましてやマニキュアだと思ったとおりの色がつかないという現象。
手にもベタベタついても おかまいなし。

いつまでやるつもりなの?  とか
わぁ 手汚れてる~~  とか
まるちゃんがやってることにストップかける言葉が湧き出てくる気持ちをおさえしばらく黙って観察してみました。

(とうとうピンセットが登場するまで専門的!!笑)

「ママもやってみ  楽しいで」とすすめられ。。。。
やってみました。

凹凸感、塗り重ねるの繰り返し。なんだ 夢中になるこの感覚

素材のアートセラピーだ!

 

やり終えたあとのまるちゃんは、達成感を得た感じ。
わたし:「やってみてどうやった?」
まるちゃん:「楽しかった!」満面の笑み。

翌日、学校の先生に今回の体験を話したそうで「見てみたい」と先生に言われたそうで学校へ持っていきました。

色塗り体験と、脳への刺激

学校のお友達から、「これどこに売ってるの?」と言われたそうで、自分で落花生の殻にマニキュアで塗ったことを説明し、誇らしげに学校から帰ってきました。

色を塗ることは脳全体を使い活性化させる作業といわれています。
塗り絵も脳を活性化させる家で取り組めるアートセラピーです。

色の塗り方を考える →前頭葉(創造、思考、意欲、情操などを司る)
色を塗る→運動野(体の運動の指令を発信する)
出来上がったものを見る →頭頂葉、後頭葉

塗るだけの行為だけでなく考える、実際に行動にうつすという様々な刺激があり、達成感や満足感を得るとその喜びでドーパミンが脳に放出され良い刺激となります。

子ども達のひらめきや発見がアートで引き出される 秋の実りの時期 アートとともに秋を楽しんでみませんか。

11月3日に朝霞の森で行われる親子のアートセラピー開催します。
自然の中でのアートセラピーぜひ体験ご参加ください。