復活!グロースセミナー

3年ぶりの開催となった、2022年グロースセミナーは、9月19日に64日間のファイナルを迎えました。



 

「自分で決めて、自分で行動して、自分で欲しい結果を創り出していく」

こんなコンセプトで、子どもたちの自立を支援する野外体験学習は、コロナ禍での中断をはさみ31回目をようやく実施することができました。

今年は人数を半数に抑えての小規模開催でしたが、子どもたちは例年通り果敢にプログラムにチャレンジしていました。
グロースセミナーでは、起床時間以外はすべて子どもたち全員で決めて行動します。
カラダよりも大きな岩に立ち向かわなければならない白雲山登山、高原から士幌の街まで公道を30キロ走り降りていくマウンテンバイク、暗闇の中を2.5キロ無言で歩くナイトハイクなど、おとなのボクたちでも相当な覚悟が必要なプログラムばかりです。



 

グロースではこういったプログラムを提案し、その危険性や得られる価値を伝えた後に、子どもたち自身で「やるのかやらないのか」を決めていきます。

多数決やじゃんけんはグロースでは認められません。個々の考えを伝えあい、ひとりでも違う意見があればその意見を尊重し、とことん話し合いが続きます。ですから、実習をやるのかやらないのかを決めるまで、どれくらい時間がかかるのかは予想がつきません。その間、ボクたちスタッフは黙って見守るだけ。

 

話し合いが滞り、結論が出ないまま時間が過ぎていくことは毎回のこと。日本の文化では周囲にあわせて迷惑をかけないことを集団生活で学びます。
これは社会生活をスムースに送るうえで大切なことではありますが、「自分はどうしたいのか?」を置き去りにしてしまうだけでなく、自分で考える力をないがしろにしてしまう危険性があります。グロースセミナーでは、どんな些細なことも「自分で考え、自分で決め」ていきます。もちろん決めたとしても、それを全員が受け入れるかどうかはわかりませんから、必然的に話しあうことになるわけです。だからこそ、どうしていいのかわからなくなる時間は、子どもたちにとって心を育てる大事な時間となるのです。

東京で猛暑日が続いている中、士幌高原は雨、おまけに気温が15度以下の寒さが続きました。レインウェアを着たままの実習ばかりでしたが、子どもたちは真剣に話し合い、おもいきり楽しんで実習に取り組んでいました。

 

子ども達の感想

  • 2学期がはじまって、クラスの係を決めるとき、まえまではのこった物をえらんでなんでもいいやと思っていたけど、グロースに行って自分でやりたいことを考えてえらびました(小3女子)
  • グロース帰りの電車の中で山のぼりのことを思い出しました。いっぱいころびましたけど、がんばった分ちょうじょうについた時の、たっせいかんがすごかったことを思い出しました(小6女子)
  • ぼくがグロースで楽しかったことは3つあります。ひとつは1日目にやったグループわけです。自分の意見を話せていいグループができてよかった(小6男子)

子どもたちは子どもたちなりに、大自然の中、自分で考えてやり遂げた数々のチャレンジから多くを学び、大切な経験として心に刻んでいるようです。保護者の皆さんのお子さんへの愛情や自立への願い、そしてこのグロースセミナーを大切にしてサポートを続けてくださる北海道のオヤジさんたち、そして毎回かかわってくれるボランティアスタッフの面々。グロースは大きな家族のように子どもたちと自らの成長を願うメンバーの集まりで実施されています。

ボクたちスタッフは、来年に向けて、また準備を始めます!

子ども未来通信第31号 アートワークセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

10月と言えばハロウィンです。
クラスでも、この月は、なりたいものになるというアートをクラスで行うことがあります。
本来の海外でのハロウィンとは全く違う形で日本に根付こうとしているようですが、仮装する。何かになると言うことは実はいろいろな自分を保つ上での大切な役割を担っているように思えるのです。もちろんそれに伴う犯罪行為や迷惑行為は良くないことですが、発散したり逃避したりそんなことに一役買っているように感じています。

 

【変身する楽しさ】

小さな頃、ごっこ遊びで何かになると、あたかも自分がそれになったような気持ちになって、見えない敵と戦い、ものすごく強い自分になってバッサバッサと敵を倒してみたり。
ただの家の畳の部屋が舞踏会の会場になって、そこにはいないはずの王子様とダンスをしたり、そんな経験をしたことは無いでしょうか?
その瞬間は、別の世界へいっているようなそんな時間です。
クラスでも子ども達はたくさんの楽しく豊かな世界をありありと語ってくれます。
その世界に一緒におじゃまさせてもらうと、楽しくてついついその世界に長居をしてしまいます。
我が子の話になりますが、2,3歳の頃は機関車トーマスになっていつも、シュッシュッシュッといって、走っていた記憶があります。
何かになって、日常の自分では得ることが難しいチカラを、遊びから育てそして、おおきくなるのかもしれません。

 

【ごっこ遊び、空想あそびの大切さ】

想像力は、他者の気持ちを想像出来る。未来を想像できる。このようにとても大切なものです。その他にもスポーツなどでのシーンでも実現するチカラとして発揮されることもあります。
喪失感や別れ、不安、恐怖、そのような事を乗り越える時にもこの想像力が一役かいます。

お子さんが、嘘みたいな作り話を始めたときに「そんなのうそでしょ」や「ちがうよ」など訂正したくなる場面もあると思います。
そんなときはいったん深呼吸して、よくよくその嘘に聞こえるお話に付き合ってみてください。面白い話をたくさんしてくれます。そして、以外と子ども達は嘘と現実の違いをきちんと認識しているので大丈夫です。
そしてそのたわいもない遊んだ経験が、全く関係のなさそうな、もう少し先の未来で自立していくとき、誰かと悲しい別れをしたときに、その子を救ってくれる想像を働かせるという小さな種となって、心を支えてくれるのです。

 

【教室の活動】杉並まぶりっく(東京都・杉並区)

こんにちは。杉並まぶりっくの活動をお知らせします。

2022年度も張り切ってアートワーク楽しんでいます!
今年度は新しいお仲間も増えて賑やかに☆
保護者の皆様とお話する中で、『子ども達同士で関わりながら遊べたらいいな』、『親だけでなく離れたところでの経験もさせたい』といったお声が多くありました。

周りとの繋がりを大切に思う保護者の気持ちが伝わって、回を増すごとに、ホカホカアツアツのクラスに成長しています。

では、ここで夏から秋にかけての活動をご紹介します☆

 

 

ナツ!あおいそら♪あおいうみ☆

杉並まぶりっくでは年に1回スペシャルワークをしています。

今年度は7月!長くて大きな青い布とTシャツを用意して『ナツ!あおいそら♪あおいうみ☆』をテーマにアートしました。

まずは青い布を揺らし、なんだろう?!
潜ったり、乗っかったり、くるまったり、バサバサ揺れる布の風を感じながら自由に体を動かしました。

布遊びで
うみ~!!
青い空みたい~♪
夏にどんなことをして遊んだの?
などなどお話ききつつ、白い絵の具と筆を渡して、遊んだ青い布に自由にお絵描き。

お話にでてきた夏に遊んだ貝殻や海の生き物スタンプもあるよ☆

わかめも海藻もある!!??
それぞれ好きなものを描いたり、貝殻集めてスタンプ台で真っ白にしてみたり、感触を確かめて実験のようでもありました。

思い思いに筆やスタンプの模様を楽しんで、お気に入りをみつけたところでTシャツアート☆
見つけたお気に入りを自分のTシャツにしたらどうかな?!
みんな『やりた~い!!』と、Tシャツ アートタイム突入です。

それぞれが好きな形、描くもの、全然違っています。どれもその子らしさがギュッとつまった1枚☆
最後に『ここが一番のお気に入り!』を教えてもらって、黄色のカラースプレーを吹きかけました。
お気に入りが光ってみえる、子ども達の目もキラッと光っていました☆

 

 

ハッケン!なんきょく☆まぶりっく

そして、8月の夏休みアートワークは『ハッケン!なんきょく☆まぶりっく』

夏は野外で楽しもう!
前回作品のオリジナルTシャツを着てブルーシートの上に集まると、参加者全員で『なんきょく』を創り出しているような不思議な光景がありました。

そして、『なんきょく』と言えば、コオリ☆

セラピストたちが氷に色んなものを入れて凍らせました。

ビー玉、モール、恐竜や海の生物などバリエーション豊かなフィギュア、ハーブやお花もカッチカチの氷の中で輝きます☆

さぁ、お宝発掘するよ☆水鉄砲の登場です。
好きなものにめがけて水鉄砲をかけると、少しずつ姿を現して・・・『やった!お宝ゲット☆』
嬉しそうな声があちこちで上がりました。

お宝をゲットした後の氷の形も面白く、そこから絵具を使った遊びの始まりはじまり☆

イルカの探検ごっこが始まったり、ジュース屋さんが開店したり。子ども達の創り出す色をつかって大人の落書きアートも素敵☆
一瞬の輝きを捉えて遊ぶアートワークは大人も子どもも夢中になりました。

 

 

ブンブン山のひほう?!

秋もちょっとだけご紹介します☆

夏の体験でグンと大きくなった子ども達と大量新聞をベースに『ブンブン山のひほう?!』
サポーターが全力でたくさんの新聞紙をほぐして準備してくれました!

これを大きな布に隠しておくと・・・

子ども達が見つけてお部屋にどんどん広げて、投げで、埋もれて、、、。
いつの間にか新聞の山!『ブンブン山』が出来上がり☆この山から秘宝が!!

それぞれ思い思いのお宝アイテムをつくったり、自分自身を変身させたり☆
子ども達の想像力は無限大。大人も一緒にイメージを膨ませ、形にして遊び尽くしました☆

 

 

半期が過ぎ、通って下さる皆さんがこの場所を温かく育ててくれています。
そんな皆さんを思い浮かべ、ふーちゃんときょんで素材研究しつつ、『これ、きっと好きだよねぇ。どんなアートにしてくれるかな☆』、『このワークは外がいいね!
なんて言いながら、後期のアートワークをワクワクして準備中☆

後期は、温かくてほっこりするような素材を予定しています。

体験参加も随時受付しています!
是非お気軽に遊びに来てくださいね♪

 
 

子ども未来通信第30号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

これはなんでしょう

おそらくみなさんが毎日食べているものです。

正解は、稲穂、稲の種です。
1粒1粒が種で、種まきをすると芽を出し、成長して苗となり、田植えされて稲株が成長して、秋になるとたわわに実ってきます。

今年は自宅で育ててみました。
ゲリラ豪雨、暑い日、などなどの天候にも耐えて田んぼの稲と比較すると小さいですが、よく見ると実っていてちょっと感動☆彡 デス。

image
image

 

実りの季節  秋

梨や葡萄、いちじくなど秋の果物を見かけたり外へ出ると植物も実り、種がぷっくっと実ってくる季節「秋」を感じます。

こどもと一緒に散歩へいって、種をこんなケースに入れて集めるのも楽しい。

ご家庭で、果物や野菜の種を見比べるのも楽しいですよ。

この種はなんの種だと思う?と見せると、こどもたちはケースの中のいろんな種を見て言い当てる なんてことをアートセラピー教室 モーリーキッズでもよくしていました。

 

自分自身がもしタネだったら・・・

地球に誕生した私たち自身が実は<タネ>のような存在で
自分たちをとりまく環境でわたしたちは、何らかの力をいつも発揮していて何かを創り出して
種から芽が出るように
自分からも芽が出て成長し
日々生きているのではなないかと思います。

いろんな種を見た後に、紙粘土をお子さんと一緒にこねこねとして、じぶんのたねをつくってみよう~  と提案してみると

子どもたちはいろんな発想で10人10色の種をつくりはじめます。

もし〇〇だったら・・・を想像してアートで表現してみる

言葉では言い表せないこどもたちの世界が広がります。

お気軽アートセラピー
お子さんと自分らしい表現を体験してみませんか?

【教室の活動】アートの輝き まんぷくSUN(埼玉県・朝霞市)

こんにちは。
アートの輝きまんぷくSUNのまりりんです。

まんぷくSUNは、埼玉県朝霞市にある「朝霞の森」という豊かな緑に囲まれた自由な公園で開催している、小学生を対象としたアートワークセラピー教室です。
自然の中でからだもこころも思いっきり解放し、自然大好き・アート大好きな子どもたちととも今期10年目を迎えたクラスです。
今回は、8月に開催したクラスの様子をお伝えします。

暑さもコロナも吹き飛ばす!わっしょい♪まんぷく祭

8月は教室開校10年目の夏休みイベントとして卒業生や保護者の方も参加できる「わっしょい♪まんぷく祭」を開催しました!
新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、残念ながら楽しみにしていたお祭りやイベントが中止になりはじめ、、、
そんな時だからこそ、まんぷくSUNでは感染症対策を徹底しながら、参加者みんなで安心・安全で楽しめる場を作りだし、自分たちだけの夏祭りを開催することにしました。

子どもたちと初めて会う卒業生もいたのでみんなで自己紹介したあと、まんぷく祭の参加の証を身につけて、いよいよまんぷく祭開始!

まずは「ヨーヨー釣り」や金魚すくいならぬ「画材すくい」でお祭り気分を思い出し、みんなで遊びました。
どんなものが釣れるかな?特大のヨーヨーや水がパンパンに入った釣り上げるのに一苦労なヨーヨーなどちょっと変わったものもあるみたい。大人も思わず真剣な眼差しで熱中しちゃうくらい楽しんで、全部を釣ってすくいきって大満足。
お持ち帰り袋がパンパンになる子も。

みんなで遊んだあとは、
さらにお祭りが盛り上がるように「お祭りにこんなものがあったら楽しいな、元気が出るな」というものをアートしていきます。

お祭りはもともと子どもの成長や収穫を祝ったり、さまざまな願いや祈り、感謝を込めて行われています。夏の時期は台風や農作物のトラブルが多く疫病退散を祈願することも多いようです。
そんな話を子どもたちに話し、暑さもコロナも吹き飛ばして元気に楽しく過ごせるよう願いを込めながらそれぞれのアートを作っていきました。

お祭りで売る食べ物をアートする子(大特価で50万円!!!?)、特大チョコバナナ、たこ焼きに見える高級チョコレートまでありました。
祭りを盛り上げる太鼓や弦楽器のような楽器を作る人、みんなで楽しめる水風船的当てゲーム屋さんの準備をしている子も。ゲームの素敵な景品まで作っていました!絶対ゲットしたい!
楽しんでアートをしながら、お互いに作っているものを見せ合って話したりして、お祭りの準備を楽しく進めていきました。

最後にみんなのアート作品のお話を聞きながら、作った楽器でセッションをして音色を楽しんだり、水風船的当てゲーム屋さんで大人も子どもも景品ゲットを目指して夢中になって何度も遊んで楽しみました。
アートを作るだけでなく、自分で作りだしたものでみんなが楽しんでくれているととっても嬉しいですよね。作った子も遊んだ子もみんなが嬉しそうにしている姿が印象的でした。アートを通して他の子たちとのコミュニケーションが生まれたり刺激をもらったりして、楽しさがどんどん膨れ上がっていくところがまんぷくSUNの魅力でもあります。

卒業生の子が「今までのまんぷくSUNの楽しさを更新した!」と最後に伝えてくれました。アートを楽しみ、さらに周りに楽しさを広げていく姿が本当に素敵で、久しぶりにまんぷくSUNで一緒に過ごすことができて教室スタッフ一同にとっても最高に嬉しく楽しい時間でした。

今回は、じめっとした猛暑のなかでのまんぷくSUNでしたが、一年を通してその時期の気候や自然を楽しみながら、晴れの日はもちろん、曇りの日も、雨の日も、まんぷくSUNは開催しています。
自然は自分の思い通りにはいかないこともいっぱいですが、だからこそ心を柔軟にして、臨機応変さを学んでいくことができ、どんな状況の中でも自分の楽しさを見つけていく力を養うこともできます。
子どもたちの柔軟性や適応力、独創的な創造力には毎回驚かされ、そんな瞬間を一緒に過ごすことができることの喜びを毎回感じながら、元気いっぱいの子どもたちと楽しく教室を開催しています。

太陽がサンサンと輝く中で子どもたちらしさがピカピカと輝きだし、こころもからだも満たされてまんぷく!
そんなクラスをこれからも作り続けていきたいと思っています。

子ども未来通信第29号 アートワークセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

こんにちは、ちゃいです。

新学期です。子ども達はお休み明け、発散をしたがる子が多くいることは4月のアハハコラムでお話しさせていただきました。

夏休み開けの子ども達も同じで、発散をしたがる子が多くいます。その様子に出逢う度に子ども達は「自分の整え方をわかっているなあ」と尊敬する思いで現場に立ち会わせてもらっています。

今回は、子ども達とのアートワークセラピーの現場で、鉄板な家庭でも出来る発散の遊びを紹介させていただきます。
昔母が、祖母から教わったと言って、疳の虫が納められない子には紙を破かせると良い。「疳の虫を切るには紙を切る」と言っていたのを思い出して、発散のワークに取り入れたのが始まりなのですが、子ども達は楽しそうにそれをやっていて、それ以来、新聞の山で埋もれて遊ぶときにこの遊びも取り入れています。

【新聞を使ってのアートワーク】

■ 用意するもの

  • 新聞紙

■ やり方

  1. 新聞紙は縦と横で切れやすい方向があるのをご存じでしょうか?その切れやすい方にほんの少しだけ切れ目を入れます。新聞紙の真ん中が良いです。
     
  2. 大人は両端を持って、かまえます。子どもはそこに空手チョップを思い切りします。すると気持ちいいくらいに、ざくーーっと紙が裂けるのです。
     

なんでもない遊びですが、子ども達は繰り返しやりたがります。アートセラピー的に見るとこの切れ方が他にはない気持ちよさで、やってみるとわかりますが、その手に伝わる振動や、ビリーという音が発散を促します。

はさみで切るときはどちらかというと自分の切りたい場所を切るので意識が働きますが、手で破くのはもっと感覚的で衝動的でダイナミックな行動なので発散に繋がっているようです。

 

【教室の活動】心のアトリエ キャンバス(埼玉県・越谷市)

こんにちは。
埼玉県越谷市で小学生対象のアートワークセラピー教室「心のアトリエ キャンバス」を主宰している、アートワークセラピストの内田夢人です。

キャンバスでは『あれもしたい、これもしたい』をビジョンに掲げ、子どもたちが安心してのびのび自分を表現できる場作りを大切にしています。

今回は7月に開催したクラスについてお伝えします。

 

7月に開催したクラスの様子

今回は「壁」に関する絵本を読んで、壁の向こう側にどんな世界を夢見るか、どんな世界があったらいいかを想像してアートしました。
山脈を細かく表現したり、糊をドバっと使ったり、占いの石を作って皆に占いをしたりと、子どもたちそれぞれの世界観が自由に表現されていました。

 



また段ボールでたくさん相撲をした後に、2人で自分たちの居心地良い場所を作った子たちもいました。見ていてとても微笑ましい光景です。



こんなに大きな居場所を2人共同で作っていました。
作った後もずっと中に入って遊んでいて、そこには2人だけの世界観がありました。
2人の姿を見て、誰かと共に創造していく楽しさや喜びを感じました。

毎回思いますが、子どもたちがアートに夢中になって楽しんでいる姿を見るのはとても嬉しいです。

そして子供たちの様子から学ぶことがよくあります。
素直さ。楽しむ心。想像力。協力すること。相手を思いやること。
子どもたちの持つ力は本当に素敵だなと思います。

最後に子どもたちの今日素敵だったところを1人1人に伝えていきます。
恥ずかしがる子、素直に頷く子、色んな反応がありますがそれぞれ自分なりに受け止めています。

たくさん自分を表現してそれを認めてもらうという体験は、自尊感情を高めてくれると思っています。
そして自分を信じて行動する力が養われていくのではないかと思っています。

子どもたちの自由な表現をまるっと受け止めて認める。
そんな体験を積み重ねていって、子どもたちがのびのびと成長していく姿をこれからも見守っていきたいと思いました。

子ども未来通信第28号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

日本のお盆はアートセラピー

8月中旬というとお盆の季節です。
日本の地域によってお盆の時期は異なり、行事や風習も様々です。
8/13にご先祖様を迎え入れ、8/16に送り出す。という地域が多いようですが、皆さんのお住まいの地域はいかがですか。

私が子どもの頃に祖母から教えてもらったご先祖様の迎え入れの行事や風習、おもてなしはアート表現、心が癒されていくプロセス、アートセラピーと似ていると思うんです。
仏壇がある部屋はなんだか怖い雰囲気がありました。
でも、お盆になると花柄の提灯を飾り、電球を入れてくるくるまわって供花も普段より豪華で鮮やかな落雁(らくがん)が飾られ明るくご先祖様をお迎えする準備にわくわくした記憶が残っています。



 

お迎えの準備はこころの準備

祖母が割りばしでつくったはしごや、キュウリの馬、なすびの牛を仏壇の前に飾り、「このはしごを登ってご先祖さまがキュウリの馬に乗って帰ってくるんよ」と毎年 お盆になると説明してくれました。
白い迎えだんごをつくり玄関先で迎え火を炊いてご先祖様をお迎え。

こちらの正式名称「精霊馬(しょうりょううま)」と言います。
キュウリを馬、ナスを牛に見立て、「牛馬」と呼ばれることもあります。

ご先祖様はこれに乗って家族の元に帰ってくるのです。
馬は足が早いので、少しでも早く家族のところに帰ってきてもらえるように。
牛はたくさん荷物を運べるので、お土産をいっぱいのせて、ゆっくりあの世へ帰ってもらえるように…。
そんな願いが込められています。

昔の人がイメージして野菜で動物を表現して意味づけしたことがずっと受け継がれているってすごいですね。
お迎えは、白いだんごで帰るときは、きな粉もちで送る送りだんご
先日、娘と迎え団子をつくりました。はい、〇型にはすんなりつくりません。
そして、粉がドロドロ、もちもちしていくプロセスを楽しんでました。

作るプロセス、そして食べる  五感を使うアートセラピーです。

故人を思い出し、食べ物をお供えし、飾り付けをしていくプロセスは、慈しみの心を育み気持ちを穏やかにしていくお盆のアートセラピー。
ご先祖様がいなければ自分という存在はこの世にはいません。
ご先祖様を思うことは、自分という存在と繋がる機会でもあります。
みなさま穏やかにお盆を迎え過ごせますように。

 

【活動報告】日本電気労働組合様イベントにてアートワークセラピーを実施

こんにちは。心のアトリエセラピストのかおりんです。

2022年6月25日(土)・7月5日(日)の2日間、日本電気労働組合のイベントとしてご依頼いただきアートワークセラピーを開催しました。
門前仲町のセラピストの”のりんこ”と、1日に午前・午後の2セッションを両日実施し、2日間で130名(37家族)の方々にご提供させていただきました!

今回のイベント開催にあたり、日本電気労働組合の方とお打ち合わせをしたところ、「リモートワークが増えた事で、家族との時間が増えた一方で、社内の社員同士の交流が減った」との話を伺いました。
そこで、「家族間の交流・社員同士の繋がり」を作ることを目的としたアートワークセラピーのプログラムをカスタマイズしてご用意させていただきました。

 

カスタマイズしたアートワークセラピープログラム

ご用意させていただいたアートワークセラピーの内容として、家族全員が入れるサイズの段ボール・手軽でかわいらしい素材などを準備して【家族みんなが居心地のいい家】をお題に家作り、更に近くのご家族と一緒に【憩いの公園】を作ることをしました。
家族で居心地のいい家を作ることで家族間のコミュニケーションが増え、親御さんの中には子どもたちの成長を感じられたり、楽しそうな様子を見ることが出来てよかったとご意見をいただきました。
また、憩いの公園づくりでは、近くのご家族と【合同でひとつの場所】を作ることで、他のご家族の方(社員同士)とのコミュニケーションをとることができました。

プログラムの最後には、工夫を凝らして作った【家族みんなが居心地のいい家】を、皆で訪問する時間を設けました。他のご家族ともコミュニケーションを取られている姿は提供しているこちらが温かい気持ちになりました。

 

イベントを開催して

今回特に感じたことは、子どもたちはもちろんですが、大人の皆さん達の発想豊かな楽しむチカラです!!
はじめは子どものサポートをされていたお父さん・お母さんが、徐々に夢中になって作られている様子は見ているこちらが、なんて素敵な方達なんだろうとワクワクした気持ちになりました。

参加していたみなさんの楽しそうな表情を見る事ができて、ほんとうに嬉しかったです!

 

イベントの様子*写真は一部ですが是非ご覧ください!


 

子ども未来研究所では、講師・セラピストの派遣を行っています

教育機関、行政、企業、子育て支援グループからの依頼を受けて、講師及びアートワークセラピストの派遣を行っています。子どもたちを対象にしたアートワークのほか、保護者や教職員の方を対象にしたアートワーク、研修、講演も提供します。

また、大学等の研究プロジェクトの協力も行っています。

子ども対象のワークショップは学校、学童、児童館などの公共の施設からのご依頼もお受けしています。

中でも子どもに関わる大人向けのワークショップはご好評いただいております。
子どもへの関わり方やノウハウと共に、これからどういう教育者になりたいのか、教育者自身が自分で考え導き出す場を提供させていただきます。

詳細はこちらから

 

子ども未来通信第27号 アートワークセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

想像力を育てるおうち遊び

毎日東京は3万人の新規感染者が増えています。
一週間以上おうちに閉じこもっているのは子どもやその保護者の方にとってはとても大変な事ですよね。
おうちで過ごしている子ども達と、簡単にできる楽しいアートセラピーを基にしたアートワークをご紹介します。

想像力を育てる遊びです。想像力は生涯にわたって、人を支えてくれます。困難にあたったとき、お友達の気持ちを想像するとき、自分の人生の先を決めるとき、大切な人との別れあらゆるところでその人を助けてくれます。

【想像力で育むおうち遊び】

「これなーんだカード」遊ぶ人数はカードの枚数分遊べます。

■ 用意するもの

  • 油性ペン(黒)
  • 水性ペン(いろんな色)
  • 牛乳パック1つ
  • 濡らしたティッシュ

■ 遊び方

  1. 牛乳パックを洗ってカードサイズに切ります。(6枚~8枚くらいになります)
     
  2. 油性ペンで○や波線、何だかわからない形を適当に書きます。

     
  3. 目をつむって家族みんなでせーので同時に選びます。
     
  4. 水性ペンで想像したモチーフを描いて見せあいっこ。3分以内に描けなければ負けです。

     
  5. それが何なのか、生き物ならどんな生き物なのか、何をしているところなのか、性格、特徴、例えばお花ならどんなところに咲いているのか、周りの人がとにかく具体的に聴きます。時間は1分。
    聴かれた質問に「わからない」という答えを3回したら負けです。
    話は、描いた絵について全員に聞いていきます。
     
  6. お話が終わったらティッシュで消します。(牛乳パックにした理由は消せるからです)

     
  7. 再び手持ちの同じカードで想像します。その時にすでに場で使われたモチーフは次に描いてはいけません。

     
  8. 描けたらまた、具体的に話を聞いて。これを繰り返します。アイディアが浮かばなくなった人の負けです。
     

遊び方のポイント

この遊びはどれだけ柔軟にいろいろと想像出来るかが鍵となります。そして具体的にその描いたモチーフについて聴くところも大切です。そのモチーフについて語る事も想像力を育む効果も期待できますが、そればかりでなく、そのカードの印象が着いてしまうと、全く違うものをそこに想像していくことが、大変になるので、いかに相手のその絵のイメージをつけてしまうかが勝因に繋がります。
アートワークセラピーなので絵の上手い下手は関係ありません。イメージすることが大切です。

やっているうちい「アハハ」と笑ってしまう。おうちでのアートワークセラピーぜひお試しください。

子ども未来通信第26号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

川べりアートセラピー

夏になると子どもが夢中になって
触りたくなる「

「水」のある自然の場所として海、湖、川がありますね。

子どもの足のくるぶしあたりの浅瀬で、緩やかな流れの川であれば、小さいお子さんも親御さんの監修のもと水に親しんで遊べますね。

夏にこそできる川辺でアート表現 アートセラピーをご紹介したいと思います。



 

① いろんな形の石をみつける

「おもしろい形の石を見つけてみよう!」
「好きだなと思う石はどれ?」  など子どもに問いかけると

あれやこれやと見つけます。
「どうしてこんな形になったんだろう この石はどんなところを旅してきたのかな」
石ころ一つで 想像力を掻き立てられます。

旅を想像することの効果性

② 積み上げてみる

いろんな石を集めたらそれを積み上げて遊んでみると・・・・

あれやこれやとおもしろく積み立てます。

石積み、大人も子どももやり始めると夢中になってどんどん積み上げたくなるんです。

石積みは、積み木と似ています。
積んでは崩れを繰り返しチャレンジする気持ちや意欲を養ったり、兄弟、友達と一緒に遊べば、共同作業により協調性や連帯感も生まれます

大きな石の下のバランスをとるのは、大きな石とは限らず「これ??」と思うような小さな石の場合もあり、置き方も「こう置く?」みたいなやり方でまさかバランスをとれるとは。。。。と自分の先入観を壊されることがあります。

大きくても小さくてもその石の特徴がわかると積みあげバランスをとりやすくなります。
石の形、色、大きさの違いは、人の個性にも似ていて、石は、私のとって「個性はあってOK!」と思い出させてくれる素材のひとつで、石に触ることは人の個性と出会う感覚と似ています。

また絵具やクレヨンなど何かを描くための道具を用いなくても「石」のように自然の中にあるものがアートの素材となり、自分の感覚を引き出すためのアートセラピーツールにもなるのです。
海の場合、「貝殻」もアート素材となります。

「石」の形や色を見て 触って 水の中に投げたり、積んだりしていると、次々と遊びがひらめいてくる、想像力と創造力を育む川べりアートセラピー

この夏、親子でぜひ体験してみてくださいね。

 

2022年夏休みの各教室スケジュール

 

オンライン教室説明会

 

【教室の活動】ふぁんたじあーと(世田谷区・二子玉川周辺)

こんにちは。親子のアートセラピー教室「ふぁんたじあーと」のアートワークセラピストのぴよこ こと、松岡です。

都内でも自然の豊かな、世田谷区の二子玉川周辺でのんびり活動中です!
クラスはおかげさまでこの秋に丸20年を迎えます。

20年子どもたちと出会いましたが、今はだいぶスピード感のある世の中になりました。

学校でのタブレット学習なども進みましたが、子どもたちの適応力はすごいですよね!
でも便利になったからこそ、やはり幼少期でないと獲得できない“感覚”があり、その土台を育むことを端折らずすることで、応用力もグンと育っていくのではないかとあらためて感じています。

クレヨンの匂いを感じながら、指先を汚し、思うように描けぬ線にモヤモヤと悪戦苦闘しながら…
そんな時間がまた、子どもたちや私たちを癒し育んでくれるようです。

さて、まだまだ“戻り梅雨”なのか雨の多いこの頃。。
今回は6月に開催した『あめのおと あめのもよう あめのいろ』を一部ご紹介します。
“雨” をテーマに、自分の身体とイマジネーションと、そして周りの人と力を合わせながら、雨の世界を自分なりに感じていきます。

 

あめのおと あめのもよう あめのいろ

コロナ禍に入り、距離をとるためにも個人作品を深める機会が多かったのですが、6月は久々にみんなで大きなアートを合作!全体画として水彩遊びを楽しみつつ、外の世界との関わりを広げていく場として設定しました。

子どもたちは遊びながら、ポタポタや じわじわや びしゃびしゃ…

色の重なりや変化などの様子をそれぞれに味わいながら 色を通して交流し、アートを通して自然に関わり色彩豊かな世界を一緒につくりだしていきます。
まさに、その日ここにいるメンバーだからこその色合いが生まれました!

最後は全体画からそれぞれお気に入りポイントをビリビリと用いて、思い思いの作品に。
細かくビリビリ、のりペタペタが楽しい子、お気に入りのエリアごとに集めた色ごとにお花の形にする子…、やり方や表現はそれぞれのやりたいように。
それぞれにユニークな世界や、物語が生まれていきます!

こんな作品もできてしまうの?!という位、オトナ作品も見逃せません!!

あっという間に過ぎゆく忙しい毎日だからこそ、大人も子どもも、自分のココロとカラダがほっこりじんわり喜ぶことができて少しの時間でも、そっと目の前の人や、自分自身と寄り添える、自分の中の感覚を大切に過ごせる、いつでもそんなお手伝いができる場所でありたいと願っています。

 
体験申込みはこちら

 

教室へのお問い合わせについては、教室ページよりご連絡ください。